いらっしゃい、店長ですみません。

2018年5月5日より新高円寺にオープンした水道橋博士のお店「はかせのみせ」の店長日記。

手放しで喜べ無い理由を考えていたのです(最後のジェダイのネタバレ含みます)

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あれからボクたちはじゃないですが、ボクはずっとモヤモヤした気持ちのまま考えていたのです。なぜ、どうして手放して喜べ無いでいたのかを。

以前にも書いた通り、(後半オカルト化しておりましたが)はれのひ被害者への救済として『リベンジ成人式』を企画した西野さん。これ自体は本当にスバラシイことなんだけど、どうにも手放しで喜べ無い自分がいた。そのモヤモヤがなんとなく解決した気がするので書き留めておきたいと思います。

結論からすると、事件や事故を自身の事業拡大に利用していることにボクはモヤモヤを感じていたんだと。これは戦争ビジネスと同じで、戦争・紛争が起こる、起こすことで、武器が売れる、武器商人の商法だ。スターウォーズ・最後のジェダイでもあったね。そう、はれのひの事件(まだ詐欺と決まったわけでは無いけれど)をレターポットの普及に利用しているからモヤモヤしていたんだと。これを戦争ビジネスと同じと拡大解釈しているのかもしれないし、そもそもビジネスとはそういうもんだと言われればそうかもしれ無いが。

農家の米や野菜は飢饉のためにビジネスしてるわけではないが、飢饉が起これば儲かるってか作れ無いから飢饉になるのだが、よその地域から買うことにより売った農家、というか仲介業者が儲かる。これも戦争ビジネスの拡大解釈ととるのかと言われれば、この考え方からすると取らざるを得無い。それくらいの問題ではある気がするんだが、今回の場合はやはり事件・事故を待ってましたかのように利用しているように映ってしまう感は否め無い。(それは前回の図書館寄贈があるから余計に)

そうすることで事業が拡大できるのだと逆算でビジネスを展開しだしたらこれほど恐ろしいことはないと思う。天才西野さんですからそんな事は織り込み済みで、すでにその手中にあるのかもしれないと思えるから恐ろしい。次なる事件、事故を手招きしているのかもしれない。

事業が順風な時はそれでもいいだろうが、ひとたび壁にぶち当たった時に、水面下で自ら事件を引き起こし自作自演を起こされても、一度得た信用の元、騙されるというと語弊しかないが、気づかぬうちに加担してしまうことが恐ろしいと考えてしまう。

最後のジェダイで暗号解読できる人を探していたが当初の人ではなく、牢屋で出会ったDJ(Don't Join 関わるな)に手伝ってもらえると、スター・デストロイヤーに乗り込み、(ここまでは順風満帆)しかし八方塞がりになりってかDJが裏取引して帝国軍に寝返ったため危機に陥る。DJからしてみれば反乱軍から得られるであろう報酬よりも、帝国軍から貰えた報酬のデカさにも惹かれ寝返ったが、ビジネスとしてはそれが正解。しかしモヤモヤする。そこまでして儲けたいのか?己の美学はどこにある!と思う反面、そこまでできるDJに憧れたりもする。

ビジネスというものがそうした構造の上に成り立っている以上、線引きは難しい。どこから悪で、どこからが善なのか。新聞や週刊誌も事件や事故が文字通りネタだし。DJ(Don't Join 関わるな)にならないことをというか、次作のスターウォーズではDJはどんな仕事を見せてくれるんだろうか。まハン・ソロもそんな感じだったしね。チャンチャン

 

 

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