いらっしゃい、店長ですみません。

2018年5月5日より新高円寺にオープンした水道橋博士のお店「はかせのみせ」の店長日記。

バズりのメカニズム(インプレッション602,767)

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これはオリンピックのキャラクターが決定した時に、そういえばきまぐれコンセプトでAになるだろうって話があったなぁと思って、該当の号のスピリッツの画像をツイートした時のモノです。

 <blockquote class="twitter-tweet" data-lang="ja"><p lang="ja" dir="ltr">スピリッツNo.8(2月5日号)の気まぐれコンセプト。その通り誘導された結果になったね、東京オリンピックのマスコット。 <a href="https://t.co/xTTtm4Wdas">pic.twitter.com/xTTtm4Wdas</a></p>&mdash; 原田専門家 (@haradasenmonka) <a href="https://twitter.com/haradasenmonka/status/968692795270610944?ref_src=twsrc%5Etfw">2018年2月28日</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script>

まぁ少しはリツイート伸びるかなぁと思ってたんですが、まさかここまでバズるとは思いませんでした。せいぜい2〜300くらいかなと思ってたんで。それでここまでなぜ伸びたのかということを考えていたんです。2ヶ月も。ウソ、本当はなかなか書くタイミングを逃し続けていたのと、直後に書いてはあざといなと思って。この”あざとさ”ってのが一番いわゆるネット民が敏感に反応するトコなんじゃなかろうか。安易にリツートしない一番の理由はこの”あざとさ”にあると思う。あざといか、あざとくないのか、それは”かわいげ”があるのかどうかって事だとも思うんだけれど。

ここまでではないにしろ幾度かバズった事はあるんですが、そのどれもに共通するのはタイムリーさと、言葉のキャッチーさ、あと一つユニークさというのがあると思います。このユニークというのは面白いってこと以外に、唯一という意味もあるように、他では見かけない、面白い事。この3つが重なってバズるんだと思います。

この場合でいくとタイムリーな話題、つまり旬のオリンピックマスコット(当時)の決定という話題に、「誘導された結果」というキャッチーというか、気になるワード、刺さりやすい言葉、そして知っている人は知っている方法論というユニークさが絡み合った結果だと思っています。

イムリーでキャッチーな話題はアンテナを巡らせていれば引っかかるモノは多くありますが、それだけではバズる程の話題になかなかなりません。それは多くの人が同じような内容をツイートしてたりするわけですからそこで一番を取ろうと思うとさすがにライバルが多いです。そういう場合は声の大きい人、フォロワーの数で左右されてしまいます。

キャッチーさは言葉の選び方一つで、同じ事を報じるにしても印象がずいぶん変わってしまいます。最近ネットニュースで話題になったのは、ネット系のニュースの見出しと内容があまりにも乖離、かけ離れている、時には全く反対の事が書かれていたりなんてのが話題になっていました。見出しだけしか見ないから、見出しだけでもひっかかればと過激になってしまっていると。話が逸れましたが、刺さりやすい言葉選びが重要です。続きが気になる言葉だったり、つい言いたくなる言葉だったりと。

ユニークさはこれが一番難しいかもしれませんが、唯一無二、まだ誰も取り上げていない事は、そもそも誰も興味がないから取り上げていないだけなのかもしれないし、伝え方次第でバズる事もあるかとは思いますが、なんであれ目にした人が少しでもユニークだと感じなければなりません。楽しいとか、為になるとか、人に言いたくなる知識だったり、単に面白いことだったり。

では、タイムリーでキャッチーでユニークな事だったらスグにバズるのかと言うと、どの程度でバズったと判定するかにもよりますが、間違いなくバズると思います。思ったほど伸びなかったなと感じた場合は、どれかの要素が弱いんだと思います。よくやりがちなのは事を焦って、誰も見向きもしない時間に発言してしまうのは一番もったいないと思いますが、待ってる間に2番煎じになってしまったり、そもそもキャッチーな言葉でなかったりしてはもったいないです。ってかそもそもバズりたいのか?という問題もありますが。

何かしらの表現活動をしている人であれば、バズりたいしバズらせたいとは思うけど、SNSで何かしら発言して世間の反応の楽しみを覚えてしまったら誰もが一度はバズってみたいと思うだろうし、スクープとった気になるんじゃなかろうか。それをうまくコントロールして、自分の活動のフィールドへフィードバック出来ればたとえ炎上商法だと言われようと結果を出している人には頭は上がりませんよ。ボクはちゃんとフィードバックできてないんだけどね。

 

まとめ(ここだけ読めばいいかもね)

バズるには

イムリーである事

 旬のネタ、しかもできるだけ早く!しかし誰も気づかない時間では意味がないので、朝なら8時〜11時頃まで、お昼は12時〜14時、夕方は18時、夜は20時、22時台

キャッチーである事

 言葉の響きやすさ、同じ事でも言葉で印象がずいぶん変わるので、言葉選びは重要!

ユニークである事

 唯一無二という意味でも面白いという意味でも、まだ誰も気がついていないとか、誰も取れない写真とか。

 

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