映画を観てました(6月13日 水曜日 晴れ)第41話
水曜日はおみせが休みですので、映画を観てきましたよ。万引き家族。
松岡茉優ちゃんがまぁカワイくってしょうがなかったな。こすっちゃおに今度聖地巡礼しに行くからね。どうにもこうにも影響されやすいタチなので、帰りにとうもろこしを買って茹でました。そこは万引きじゃねぇのかよ!
半分話題に食いついて観に行ったと言っても過言ではないんだけれど、それでも観てもらうことがいかに重要かってことを思いましたね。騙されたと思ってと言われたら、望んで騙されようじゃないかと。いやそういう話ではなくて、その逆の話をしたくて。まんまと是枝監督の思惑通りの批判が出て、それを監督は言うとるんや!となってる訳ですよ。それで確認作業じゃないんだけれど、とはいえ観もしないで批判はねぇだろ、それはただのいちゃもんなだけで。この映画を見たらそんな批判はでませんよというね。
周辺状況はそんな感じですが、何はともあれ映画は素晴らしいの。そういう話題を振りまいてそれで観てもらうという、そのなりふり構ってらんないのよというエヴァのミサトさんのような姿勢、それは作り手兼、売り手としては見習うべき姿勢ですよ。
映画の感想は細かくは書きませんが、スキマから見える世界がいいんだよって感想です。画的にもスキマから撮ってる画がいいんだよなぁ、スゲ〜奥行き、もちろん物語の奥行きも感じて。セリフとして語らない、画が語ってる画角がたまらなくいいですね。ゆりちゃん発見の時のあのスキマね。あのスキマからゆりちゃんの背負う世界が見えちゃったらってことなんだけど、いやスバラシイ映画ですよ。
『万引き家族』の感想をいろいろネットで読んでいたら、終わり近くの会話を言葉通りに受け取っている人が多くてかなり驚いた。あのね、人は愛してるからこそ愛してないと言うことがあるんだよ。でも、本心は互いに伝わってしまうんだ。あそこで『鬼畜』を思い出した。
— 町山智浩 (@TomoMachi) June 14, 2018
万引き家族を観たから、おみせの万引き対策は完璧ですよ。出入り口近くのコンセントにささってるのはベープですから、抜かれたところで虫が寄ってくるだけですからね!